ふだん食べている野菜などの農作物にはあたりまえに種（たね）があります。

わたしたちは、伊丹の地で５０年間自家採取でオランダトマトの栽培を行っている尾部さんとの出会いにより、
「自家採取の種ってどういうものだろう？」「Ｆ１（一代かぎりの種子）ってほんとうにいいの？」
という素朴な疑問にぶつかりました。そして作物のもととなる種の大切さを見つめなおすきっかけとして、この活動を始めました。 まずは近郊の提携農家の方に、尾部さんから分けていただいた種で「オランダトマト」の栽培を依頼しました。等身大から見た、生まれたばかりの活動です。いっしょにその成長を見守っていけたらうれしいですね。

「おコメづくり体験ツアー」

「無農薬栽培のお米作りを体験しよう」と、自然豊かな兵庫県丹波氷上の吉田農場にて、田植え・稲刈り・おもちつきという1年間を通したイベント「おコメづくり体験ツアー」を開催してきました。

おとなと子どもあわせて合計150人以上の方が参加しお米づくりに汗を流しました。春に自分たちが植えた苗が成長し、秋にその稲を刈り取りとる。そして、冬にみんなでもちつきをして、おなかいっぱい頂く。無農薬栽培のお米づくりの大変さを感じつつも、たくさんの実りを頂く喜びと充実感を感じられるイベントです。

その他にも、食や環境に関する講演会や勉強会の開催、生産地訪問、遺伝子組み換え食品など食の安全をおびやかす動きに対する反対署名などさまざまな活動を行っています。

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